劇場版AIRを見て来ました(ネタばれあり注意!)

えーまず。原作クラッシャーだなぁ・・・と。率直なところ。
最後の5分まではほとんど原作とリンクするところがなかった。
なんというか、2次創作!?もしくは別作品!?的な流れすら漂ってしまいました。
まず、引っかかるのが、町の設定から。違う。
電車が走っていたり、街はかなり栄えて、子供たちの金払いもいい。
なんというか、真逆ですよね。

ほんとうに、ずっと戸惑いながら見ていた感じです。
別作品として捉えようにも、キャストがキャストなだけに分別をつけきるのも難しいし。
非常に解釈に困難を極める作品で、賛否両論というのも頷けます。

私は賛否のどっちかといえば、どっちつかずなんだと思います。
別物として捉えるならば、まぁソレもよし。
ただ、その場合最後の5分。
「ゴールしてもいいよね×青空」はやめてください。
今までの流れが、突如原作に引き戻されてしまいます。

あくまで、AIRの物語として捉えるならば、諸所の細かい設定の違いなどには目を伏せなければいけませんし、美凪・佳乃あたりの扱いにも目をつぶる必要がありますよね。
ほんと、見方が非常に難しい作品になってしまったなぁ・・・と。感じます。

あとですねぇ。ストーリー全体がただの恋愛ストーリーと化していませんでしたか??
AIRのテーマって恋愛というよりは大切な人・家族などだったと思うのですが。
どうも、恋愛に突っ走ってしまったのはもったいないなぁとも感じます。
観鈴ちん積極的過ぎだし。「キスしよ」とか言うキャラじゃないから。
きっと原作ならば「・・・やっぱりだめ、にははっ♪」とかとはぐらかしに入るだろうにw

やはり別物とみるべきなんでしょうか・・・

うわぁ〜ん。本当に消化に苦しむ作品だぁ・・・

こうなったらアニメ版AIRで原作に従った流れを期待。(というか、従うだろうなぁ)
これで途中で路線変更でも生じたら私のようなAIRファンは置いてけぼり食らってしまいます・・・消化不足のぶつけようがなくなってしまいますね・・・